住んでよし 心ゆたかな 木の住まい

2012年1月23日 注文住宅

骨太の梁

学生時代の話。

友人宅にお邪魔して、2階の部屋に通されました。

そこは友人の部屋とその奥に続いて弟の部屋もある洋間。

「こっちに来て座って♪」と言われ中に入った時、

にわかに平衡感覚が…なんだかおかしい・・・。

しかも友人の方に近づけば近づくほど・・・傾いてる!?

明らかにそんな感じでした。

友人に「なんか…ななめ!?」と聞くと、

「そうやねん、分かる!?」と返ってきた。

分かるも何もめっちゃおかしいよと言うと、

今度、端っこの重たい家具を反対側に置き直そうって家族で言ってるねん。

…それで大丈夫なの!?と思いましたが私が心配しても始まらないのでそこでストップ。


今から思えば昭和の建て売り住宅の新興住宅街の一角。

しかし今みたいに頭金ゼロで買える様なお手軽な感覚は一切無いシビアな時代でしたから、

しっかりしたお買い物だったと思いますが、住宅としては工法も素材も雑多な時代と世間で言われている

間にピッタリあてはまります。

現代では10年そこらで2階がひずむような建て方をしている施工会社は無いと信じたいですが、

原因となる地盤・基礎・土台がしっかりしていなければ、今でも間違いなくひずむということです。


タカマツは世代を超えて受け継がれる住まいを提供したいと頑張ってきました。

骨太の土台・骨太基礎そして構造は将来3階建にリフォームもできるほどの骨太無垢材を使っています。



是非、構造を見ていただきたいと思います。
また構造見学会が決まりましたらお知らせします。



1階と2階の間に入っている梁です。




紙が巻かれているところは見せる梁です。



屋根の下地の中には旭化成のネオマフォームがびっしりと敷き詰められています。




             松銘木店

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